不動産投資をする際、ペット可の物件を候補に考えている方も多いはずです。
日本はペット大国とも言われるほど、多くの家庭でペットを飼っています。
ペットの需要は不動産収益にどの程度影響してくるのでしょうか。
今回はペット可の物件に投資するメリット・デメリットや注意点をご紹介します。
不動産投資におけるペット可物件の需要とは
一般社団法人ペットフード協会が毎年おこなっている全国調査によると、2021年の時点で18.4%の方が「ペットを飼いたい」と回答しています。
年齢別に見てみると、20代の飼育意向がもっとも多く、犬が21.6%、猫が16.6%という結果が出ています。
この理由は、未婚層の増加や新型コロナウイルスによるステイホームの推奨などで、精神的な癒しを求める方が増えたからなのではないでしょうか。
ペットを飼っている半数近くの方が「コロナ禍でも前向きに過ごせた」と回答しています。
不動産投資におけるペット可物件のメリット・デメリット
ペット可物件のメリットは、他の物件と差別化できるところにあります。
ペットを飼えるというだけで、多少家賃が高くても立地が悪くても、入居してもらえる確率は高くなります。
一度入居が決まれば、事情がない限り、長く住んでくれる可能性も高いでしょう。
しかし、ペットを飼うことで部屋も汚れてしまうため、原状回復費用が一般的な物件よりかさみます。
ペットを飼っていない他の入居者からクレームが来る可能性もあるので、入念な対策が必要です。
ペット可物件に不動産投資をする際の注意点
ペットを飼うことで、壁に傷がついたり部屋中ににおいが充満したりと、さまざまなトラブルが起こります。
オーナーが損をしないためにも、入居前に原状回復条件をしっかりと説明しておくことが大切です。
また、飼えるペットの数や種類などペットの規定も設定しておくと良いでしょう。
その他、共用部ではペットを歩かせないなど生活ルールを決めておくのもおすすめです。
このような準備が手間だという方は、建物全体がペット可能な物件を探しましょう。
ペット可能な建物であれば、近隣住民もペットを飼育している可能性が高く、トラブルになりにくいはずです。
まとめ
ペットの需要が高まっている現在、ペット可の物件を不動産投資として選ぶのはおすすめです。
ペット可物件のメリットとデメリットを参考に、利益を生む不動産投資を目指しましょう。
そのためにも、物件選びや規約の選定は慎重におこなわなくてはなりません。
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