現在、中古マンションの購入を考えている方のなかには、さまざまな条件で物件を見比べている方も多いでしょう。
今回はそんな中古マンション選びの一環で見るべきポイントとして、耐震基準や管理面、修繕積立金などを解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
中古マンション選びで確認しておきたい耐震基準のポイントを解説
はじめに、必ず確認しておきたいポイントとして挙げられる耐震基準について解説していきます。
新耐震基準について
地震大国と言われる日本において、住宅の耐震性能は一番注目されているポイントです。
新耐震基準は、近年頻発している震度6以上の地震に関しても安全の確保が可能である基準です。
旧耐震基準について
旧耐震基準は、日本の国土の特徴を考慮して1950年から適用されている基準です。
新耐震基準では震度6以上をカバーできるようになっていますが、旧耐震基準では震度5までを想定しています。
震度5の衝撃を受けても倒壊しない、とされるレベルですが、破損などの恐れがあるので内容が改良されて新耐震基準となりました。
中古マンション選びで見ておきたい管理面でのポイント
次に中古マンション選びにおいて、管理面での見ておきたいポイントを解説していきます。
管理組合の内容について確認しておく
マンションには主に住民どうしで組織する管理組合が存在します。
エントランスやゴミ置き場、自転車置き場など、すべての住民が利用する共用部分の管理をしています。
基本的に管理組合の総会が年1回開催されることや、月々の管理費を支払う可能性もあるので、運用方法については詳しく知っておいたほうが良いでしょう。
中古マンション選びで見ておきたい修繕積立金のポイントを解説
最後に中古マンション選びのポイントとして、修繕積立金に関して解説していきます。
修繕積立金とは
マンションの各部屋についての修繕は住民がそれぞれ対応しますが、共用部分の修繕に対しては住民同士が出し合って貯めているお金で対応します。
この共有部分の修繕に使うお金を、修繕積立金と呼びます。
修繕積立金の不足に関して確認
近年アンケートなどで、マンションの修繕積立金が不足しているとの回答が多い、という結果が出ています。
修繕積立金が不足している場合は急な値上げなどがある場合もありますので、仲介業者などを使って重要事項に関わる調査報告書を管理組合から取り寄せてください。
まとめ
中古マンションをこれから購入する場合は、この先何年もそこに住むことを想定して、安心できる耐震基準は必ず確認しておきましょう。
管理面の運用に関しても中古マンション選びの重要なポイントなので、適正に運用されているかどうかの確認も忘れないでください。
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